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韓国、国際結婚の形 2 ~結婚斡旋業者~

掲載 : 2013.03.30


韓国、国際結婚の形2
これは日本にもある話だが

韓国農村部の男性
韓国女性との出会いがない
40、50代の男性東南アジア等の女性と
仲介業者を経て結婚に至る場合がある。

この場合、女性側は貧しい家の娘が多く
少しでも親兄弟を助けるために
経済的に豊かな国へ嫁ぐのである。

こういうことは日本もあるので知ってたが
先日、町で偶然仲介業者を見かけた。

韓国、国際結婚の形 2 ~結婚斡旋業者~


この建物の2階が仲介業者の事務所
あああ
拡大してみると
あああ

韓国、国際結婚の形 2 ~結婚斡旋業者~

窓にはベトナム、中国、ウズベキスタン、カンボジア、フィリピン、モンゴルとの案内が。

男性仲介業者に高額なお金を払い
自分好みの女性を選び
女性は男性の女性の実家への仕送り
結婚費用負担等条件に結婚を承諾する。

単なる見合いではない!

これは一般的な結婚紹介所お見合いパーティーとは意味が違う。

業者に出会いの場を提供してもらい
交際期間を経て気に入れば結婚、
嫌なら別れるという形ではないわけだ。

交際期間はないに等しく、
男が女を選ぶ感じが非常に強い。
お金にものを言わせた品定めである。

そして、婚期を逃した
農村部の40、50代韓国人男性
10、20代の若すぎる移住女性
ふたまわり以上の見合いによる年の差婚である。

恋愛の末の年の差婚ではない。
互いに利害関係が一致するから
結婚するとはいえ、
こんな状況が健全であるはずはない。

それでも、結婚後互いに愛し合い
幸せな結婚生活を送っている人も
たくさんいるのでそれは本当に喜ばしいことである。

しかし、

多くのブローカー
女性商品扱いしいろいろな問題を起こしている。
※全てが人身売買的扱いではなく
 きちんとした業者も存在するが
 ひどい業者も多々存在し
 社会問題にまでなっている

理想と現実に悩む結婚移住女性
彼女たちの多くは裕福な暮らしを夢見て
韓国人との国際結婚に希望を膨らませてやってくる。

今から書く話は、
#とんこ#が新婚時代に
多文化家庭支援韓国語家庭教師先生から聞いた話。

その先生は今まで複数の外国人の生徒を
受け持った経験がおありだ。

その外国人生徒たちの話であるが、
韓国での新婚生活を送りながら失望する人が多いという。

彼女たちは韓国ドラマを見て
ドラマに出てくる韓国人男性イメージしている。

韓国ドラマには必ずと言っていいほど、
スマートにスーツを着こなした
有能で好青年室長課長
爽やかな笑顔を振りまき
視聴者(女性たち)を悩殺してくれる。

夫がビシっとスーツを着て出勤する姿、
自分の国とは違って韓国にお嫁に行けば
ドラマに出てくるような素敵なお家に住めるだろう!



経済力のある韓国に行けば
お金が貯まると思うわけである。

しかし、現実はそうはいかないんですね。

ある生徒が先生に言ったそうだ。

「先生?新婚生活って家電も布団も
 新しいのを買って生活するのが
 普通じゃないんですか?」

夫は経済的余裕がなく、
一人暮らししていたときの家電や布団を
そのまま新婚生活で使用しているようで、
韓国人との夢のような新婚生活を
夢見てやってきた彼女
現実に打ちのめされるわけである。

#とんこ#は韓国で生活しているので分かるが
月200万ウォンを切るような給料の中から
毎月数十万ウォンの仕送りをすることは容易ではない。

女性の故郷の家族たちはその仕送りで
ゆとりある生活が送れるようになるが
嫁いだ本人は苦しい生活を強いられる。

「先生?私、服もバッグもほしいのにお金がなくて何も買えないんです」

と不満を打ち明けたという。

まだ、20代前半の彼女たちは服もバッグもほしい。

また、暴力を振るわれ
辛い思いをしている女性も少なくなく
韓国でも問題になることがある。

じゃあ、離婚はできないのかと思うけれど
そう簡単でもないようですね…。

彼女たちは母国の家族に心配をかけさせたくないという思いが強い。

そして、

韓国人との結婚を自慢して嫁いだ手前か
母国の友人が羨ましがっている手前か
見栄もあり本当のことは言えない人も多いと聞いた。

もちろん、
幸せに結婚している人もいるけれど
こういったことが問題になっているのも事実なんですよ。

#とんこ#は結婚後、
多文化家庭対象韓国語の授業を受けに
テジョンの大学に通った時期があった。
※国家支援のため無料。留学ではない。

ある日、クラスメートのフィリピン人
「とんこさんの旦那さんは同い年ですか!?私の夫は40代です。やっぱり日本人は違うなぁ」
と言ったことがあった。

周りのベトナム人たちの夫も
年齢が彼女たちよりふたまわり以上なので
#とんこ#のケースが特殊に見えたのだろう。

日本人は3人いたが、皆、海外留学で出会い結婚に至っている。

つまり、ブローカーを通じたお見合いではないのだ。


彼女の言葉で#とんこ#の心が痛くなった。

#国際結婚 #多文化家庭 #暴力 #韓国 #お見合い #東南アジア #フィリピン #中国 #ベトナム #カンボジア #農村 #仕送り
 
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韓国、国際結婚の形 2 ~結婚斡旋業者~

掲載 : 2013.03.30


韓国、国際結婚の形2
これは日本にもある話だが

韓国農村部の男性
韓国女性との出会いがない
40、50代の男性東南アジア等の女性と
仲介業者を経て結婚に至る場合がある。

この場合、女性側は貧しい家の娘が多く
少しでも親兄弟を助けるために
経済的に豊かな国へ嫁ぐのである。

こういうことは日本もあるので知ってたが
先日、町で偶然仲介業者を見かけた。

韓国、国際結婚の形 2 ~結婚斡旋業者~


この建物の2階が仲介業者の事務所
あああ
拡大してみると
あああ

韓国、国際結婚の形 2 ~結婚斡旋業者~

窓にはベトナム、中国、ウズベキスタン、カンボジア、フィリピン、モンゴルとの案内が。

男性仲介業者に高額なお金を払い
自分好みの女性を選び
女性は男性の女性の実家への仕送り
結婚費用負担等条件に結婚を承諾する。

単なる見合いではない!

これは一般的な結婚紹介所お見合いパーティーとは意味が違う。

業者に出会いの場を提供してもらい
交際期間を経て気に入れば結婚、
嫌なら別れるという形ではないわけだ。

交際期間はないに等しく、
男が女を選ぶ感じが非常に強い。
お金にものを言わせた品定めである。

そして、婚期を逃した
農村部の40、50代韓国人男性
10、20代の若すぎる移住女性
ふたまわり以上の見合いによる年の差婚である。

恋愛の末の年の差婚ではない。
互いに利害関係が一致するから
結婚するとはいえ、
こんな状況が健全であるはずはない。

それでも、結婚後互いに愛し合い
幸せな結婚生活を送っている人も
たくさんいるのでそれは本当に喜ばしいことである。

しかし、

多くのブローカー
女性商品扱いしいろいろな問題を起こしている。
※全てが人身売買的扱いではなく
 きちんとした業者も存在するが
 ひどい業者も多々存在し
 社会問題にまでなっている

理想と現実に悩む結婚移住女性
彼女たちの多くは裕福な暮らしを夢見て
韓国人との国際結婚に希望を膨らませてやってくる。

今から書く話は、
#とんこ#が新婚時代に
多文化家庭支援韓国語家庭教師先生から聞いた話。

その先生は今まで複数の外国人の生徒を
受け持った経験がおありだ。

その外国人生徒たちの話であるが、
韓国での新婚生活を送りながら失望する人が多いという。

彼女たちは韓国ドラマを見て
ドラマに出てくる韓国人男性イメージしている。

韓国ドラマには必ずと言っていいほど、
スマートにスーツを着こなした
有能で好青年室長課長
爽やかな笑顔を振りまき
視聴者(女性たち)を悩殺してくれる。

夫がビシっとスーツを着て出勤する姿、
自分の国とは違って韓国にお嫁に行けば
ドラマに出てくるような素敵なお家に住めるだろう!



経済力のある韓国に行けば
お金が貯まると思うわけである。

しかし、現実はそうはいかないんですね。

ある生徒が先生に言ったそうだ。

「先生?新婚生活って家電も布団も
 新しいのを買って生活するのが
 普通じゃないんですか?」

夫は経済的余裕がなく、
一人暮らししていたときの家電や布団を
そのまま新婚生活で使用しているようで、
韓国人との夢のような新婚生活を
夢見てやってきた彼女
現実に打ちのめされるわけである。

#とんこ#は韓国で生活しているので分かるが
月200万ウォンを切るような給料の中から
毎月数十万ウォンの仕送りをすることは容易ではない。

女性の故郷の家族たちはその仕送りで
ゆとりある生活が送れるようになるが
嫁いだ本人は苦しい生活を強いられる。

「先生?私、服もバッグもほしいのにお金がなくて何も買えないんです」

と不満を打ち明けたという。

まだ、20代前半の彼女たちは服もバッグもほしい。

また、暴力を振るわれ
辛い思いをしている女性も少なくなく
韓国でも問題になることがある。

じゃあ、離婚はできないのかと思うけれど
そう簡単でもないようですね…。

彼女たちは母国の家族に心配をかけさせたくないという思いが強い。

そして、

韓国人との結婚を自慢して嫁いだ手前か
母国の友人が羨ましがっている手前か
見栄もあり本当のことは言えない人も多いと聞いた。

もちろん、
幸せに結婚している人もいるけれど
こういったことが問題になっているのも事実なんですよ。

#とんこ#は結婚後、
多文化家庭対象韓国語の授業を受けに
テジョンの大学に通った時期があった。
※国家支援のため無料。留学ではない。

ある日、クラスメートのフィリピン人
「とんこさんの旦那さんは同い年ですか!?私の夫は40代です。やっぱり日本人は違うなぁ」
と言ったことがあった。

周りのベトナム人たちの夫も
年齢が彼女たちよりふたまわり以上なので
#とんこ#のケースが特殊に見えたのだろう。

日本人は3人いたが、皆、海外留学で出会い結婚に至っている。

つまり、ブローカーを通じたお見合いではないのだ。


彼女の言葉で#とんこ#の心が痛くなった。

#国際結婚 #多文化家庭 #暴力 #韓国 #お見合い #東南アジア #フィリピン #中国 #ベトナム #カンボジア #農村 #仕送り
 
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