警報が鳴って大慌て！

掲載 : 2014.04.06

お待たせしました、久しぶりのブログ更新です！！

先日、韓国の大田(テジョン)市にある我が家のアパートで魚を焼いていたときのことだ。

冷凍魚の焼き方が分からん
日本(関西)に住んでいたときはスーパーで買ってきた魚を冷凍するなんてことはなかったのだが、韓国では一度に購入する量が多いことが関係するのか、冷凍保存することが多い。

韓国のキッチンには魚焼きグリルがないのが一般的だ。

日本ではサンマやサバなどの焼き魚をグリルで調理していた#とんこ#は凍った魚をどう調理すればよいのか分からず、いつもレンジで解凍してからフライパンで焼いていた。（ムニエルや照り焼きなどはもちろんフライパンだが…）

ところで、最近、ナマケモノ(韓国人の夫)が魚を焼いてくれたのだが、とてもうまく調理されていたのだ。

調理方法を聞くと、「凍ったままのサバをフライパンに載せてフタをして弱火で焼いた」と言うじゃないか・・・。（彼も自己流）

凍ったまま焼くの！？

とても意外だった！そして、2人のやり取りからさらにこんなことも分かった。

フライパンで魚を焼くといつも白いものが魚の身から出てくるのだが

ナマケ「焼いている最中に気持ち悪い白い体液が魚の身から出てきたけどコレ何？」
とんこ「あ、そうそう、私が焼いてもいっつも出てくる。何やろな、脂肪やろか？」

ネットで調べてみるとそれはたんぱく質で、最初両面を強火で焼きその後弱火で焼くと白い液体が出てこないらしく、美味しさを逃さず調理できるというではないか！

次の日、ナマケモノがネットの情報どおりに実践すると白いのは出てこなかった。

とんこもやってみた

数日後、ナマケモノのやり方を真似てやってみた。

凍ったままのサバを熱したフライパンに入れて最初は少し強めの火でフタをして焼いた。

30分くらいかけてこまめに裏返しながら焼いたと言っていたが、30分も魚に拘束されたくなかった#とんこ#はナマケモノに聞いた。

とんこ「最初、強火で何分くらい？」
ナマケ「3分かな？」

#とんこ#はタイマーを3分に設定し食卓で他のことをしていた。（LDKなのですぐそばが食卓）

3分後
ピーピーピー（タイマー音）

台所に戻り透明なフタから中を覗くと、うわっ！

煙もうもうである！

慌ててフタを開けガスの火を消したが、フライパンからもくもくと煙が立ちのぼったので換気扇を回しキッチンの小窓を開けた！

と、その瞬間！！

「火災が発生しました、火災が発生しました（繰り返し）」と家中に警報が響き渡った。

ひえぇっ！！まさか、この棟全世帯に警報が鳴っとんちゃうやろな！
火事など発生しとらん！えらいこっちゃである。（えらいこっちゃ=大変だ）

日本も同じだがキッチンには火災報知機が付いている。煙探知式の警報器だったため炎や熱が発生していないのに警報が鳴ってしまった！！

しかも、韓国のここ数年に建てられた新しいアパートは、火災や防犯システムが管理事務所や警備室と連動している。つまり、管理事務所にも我が家で火災警報が鳴ったことを把握されてしまう。

ま、まさか消防に連絡いってないだろうな・・・。非常にあせった#とんこ#。

とにかく警報を止めることが先決、

ナマケモノがリビングにあるモニターの警報解除ボタンをおして暗証番号を入力すると警報が止んだ。（写真は警報時の画面ではない）

しばらくしても管理人も消防車も来なかった。いや～あせったあせった。

ガスのシステム

我がアパートのガスレンジの場合、

通常のガスの元栓(つまみ)だけでなくさらに電源(コンピュータ)がある。写真には「OP」と表示が出ているがこれはOPENという意味だ。当然ここを開いていないとガスの元栓を開いてもガスは出ない。

この電源が管理事務所と連動しているのだ。停電が起これば電源が切れてCLOSEになってしまうのでOPENにしないとこれまたつまみの元栓を開けてもガスは出ない。

魚はどうなったのか？

焼き色は濃くなったけどさほど焦げてもなく美味しくいただいた（笑）

翌日再び警報が！

翌朝、リビングの南の窓を開けようとしたら再び火災警報が室内に鳴り響いた！！

何度解除しても#とんこ#が窓に近づくとけたたましく鳴り出す。

ついに管理事務所からモニターに内線が入った。

※このモニターは管理事務所や警備室、同じマンションの住民との内線通話ができる

事情を説明すると、