日韓で違う言葉
今日は#とんこ#が思いつく
日韓で表現が異なる言葉を紹介
!
日本語:セロハンテープ
韓国語:スコッチテープ(스카치테잎/スカチテイプ)
#とんこ#は結婚するまで
セロハンテープ/セロファンテープ(Cellophane Tape)は標準的な
英語の名称だと思っていたが、
ナマケモノ(韓国人の夫)がこれを
スカッチテイプと発音するのを聞いて、どうやらスカッチテイプは
日本式発音で
スコッチテープのことらしく
、「じゃあ、セロハンテープとは実は和製英語だったのか?」と混乱した。
しかし、調べてみると、
アメリカや
韓国で使用する
スコッチテープ(Scotch Tape)という言葉は
商標名であり、このような製品の一般名称でないことが分かった。(米国や韓国ではセロハンテープ/Cellophane Tapeは通じないことが多い。)
そして、
日本で普及している呼称の
「セロテープ」は
ニチバンという会社の
商標名だそうだ。
そして、さらにおもしろいことが分かったが、
イギリスでも
商標名の
セロテープ(Sellotape)を使用しており、それで通じるそうだが、
日本の
ニチバンの
セロテープ(Cellotape)とは
綴り(スペル)が違うそうだ!
日本語:シール
韓国語:スティッカー(스티커/スティコ)
韓国ではこれを
スティッカー(sticker)と表現し、
シール(seal)とは表現しない。確かに、
日本でも
ステッカーという場合もあるが、
日本ではある程度の大きさの
シールを
ステッカーと表現することが多い気がするなぁ・・・。
シールは英語だと思っていたのでこれまた混乱!調べてみると、英語としての本来の意味は、文書の真性を証明する
印章類であり、東洋の
印鑑も含まれるそうだ。そして、証明や封印の機能をもつものなら印章でなくてもよいらしく、社会福祉団体などが寄付者に発行する糊つきの
封かん紙が
シールと呼ばれている。(例:ユニセフシールなど)
アメリカ英語では本来の
「シール」の機能を外れ用途を問わず
糊つきの紙片のものを
シールと呼ぶことがあり、
日本では主にこの意味で使用しているが、
英語ではまれな用法である。
そして、
アメリカでは通常、用途・大きさ・材質などによって
ステッカー(sticker/スティッカー)、デカール(decal/ディカール)、ラベル(label/レーベル)と呼ぶが、
日本語のように
「シール」全体を一言で表す
英語はないそうだ。
日本語:ホチキス
韓国語:若者:ステイプラー / 年配:ホチキス
日本での
JIS規格上の名称は
英語の
ステープラー(stapler)であるが、
日本では
商標の普通名称化によって
ホチキス/ホッチキスとよばれるようになったそうだ。明治時代に
米国から初めて輸入したセロハンテープが
E.H.ホッチキス社の製品だったので「ホッチキス自動紙綴器」と名づけて販売したことに由来する。
韓国でも
「ホチキス」という呼称は使われている。ただし、
年配の人は
ホチキス(호치키스)と呼び、
若者は
ステープラー(스테이플러 or 스테플러)と呼ぶことが多いとか。
日本語:近隣(근린)
韓国語:隣近(인근)
ナマケモノはときどき「近い」という意味で
인근(イングン)という
韓国語の単語を使用する。#とんこ#はそれを聞いて
「近隣」という
熟語のことだと分かると同時に、それが
「近隣/근린」ではなく
「隣近/인근」と文字が逆になっていることに気づいた。
韓国では
漢字語で
隣近と表現するのだ。
ちなみに、
근린(近隣)をそのまま逆にすればスペルは
린근(隣近)となるが、
ㄹが頭文字にくると脱落し
인근となる。
日本語:光栄
韓国語:栄光
上の近隣と似たようなパターンに
日本語の
光栄がある。
日本では
栄光と
光栄を状況によって使い分けるが
韓国では使い分けがなくすべて
栄光を使用する。
韓国でも辞書的には
光栄という単語があるにはあるが一般的に使用せず、社会生活において
日本語の
光栄を使用する状況でも
栄光を使用するらしいのだ。
例えば、
日本では「歴史的瞬間に立ち会えてともて
光栄です」と言うが、
韓国では「歴史的瞬間に立ち会えてとても
栄光です」と言う。
一応今回思いついた単語がこの5つですが、今後思いつけばまた記事にします。皆さんもご存知な単語がありましたら教えて下さい。
関連記事↓
➔ 硫酸と黄酸
#セロテープ #ホッチキス #ホチキス #韓国 #シール #スティッカー #ステッカー #近隣 #隣近 #韓国語 #日韓
皆さんの応援をお待ちしております。皆さんの応援はいつも大変励みになります。