ナマケモノの機嫌が悪くなってしまった…

掲載 : 2012.10.05

最近、立て続けに結婚式が入っている。
この秋だけで3回目。
しかも、全部ソウルで…。
　　　　　
結婚式に着ていく
ナマケモノ(韓国人の夫)の服を買わなければいけない。
　　
ところで、彼はめったに服を買わない。
だから服があまりなく、
あってもサイズが合わなかったり古かったりする。　
　
　
今から4年前
#とんこ#が、ナマケモノと初めて会ったとき　
彼の服装はおしゃれではなかった。
極端にダサいわけでもなかったけど…。
　
誠実で真面目なタイプの人だったので
ファッションやオシャレには無縁でも理解できる。　　
　
ま、当時はただの友達だから
ダサかろうが関係なかった。＾＾
　
　
ところで、
　
結婚して分かったことがあるんです。
　
　
実は、彼、
センスがなくてダサいのではなく
センスはあるのにダサい格好をしていただけだったのだ！！
　
皆さん、どういう意味かお分かりでしょうか？？
　
　
彼は仕事でデザインをすることがあるんですが
配色センスはいいんですよ。
　
「この色にこの色が合う、合わない」など
分かるようできれいにデザインする。
　
　
どうして美的センスがあるのに
それをファッションに活かせないのか？
　
こんな疑問が生じて本人に聞いてみた。
　
すると、
　
「服の選び方が分からないのではなく
　いつしかおしゃれに時間を費やすのが
　もったいないと思うようになった」
と言うじゃないかー。
　
服のセンスに気を使わないだけだった…。
　
　
そして、彼は節約家、
「もったいない」と言いながら
自分の物にはお金を使わない。
※外食や娯楽には使ってくれるし、
　とんこの物のには惜しみなく出すので　
　決してケチではない。＾＾
　　
　　
ところで、問題がある。
　
#とんこ#が彼の服を買おうとすると
彼が抵抗するのでなかなか買えない！
　　
買うとしてももっと安い物を買おうとすることである。
　
10年以上履いて穴の開いた靴を
買い換えるのに苦労した。
リュックなんて彼の弟の中学校時代の
お古を使っているんですよ。
　
　

まあ、100歩譲って普段はいい。
　
結婚式だとか親戚宅訪問だとか
たまにきちんとした服装がふさわしい状況があるじゃない？
　
そういう状況で彼が着る
適当な服がないのは問題！！
　
結婚当初から一着でいいから
少しいいものを買ってほしいと言い続けて今に至った。
　
　　
#とんこ#としては
無駄に高い物を買うつもりはないが
彼が長く大事に物を使うことは知ってるし
10代20代の若者でもないのだから
ある程度年齢にあう服を着てほしいだけ。
　
それでも、百貨店で服を買うことは無理だった。
　

　
だから、ナマケモノの言葉に従い

ロッテ百貨店にあるユニクロに行った。
　
彼はズボンとジャケットとインナー
合計10万ウォン(7千円)以内に収めるため
ユニクロで揃えようと考えていた。
　
おいおい、ユニクロのジャケットはやめてくれ…。-_-;
　
皆さん、誤解されませんように。
#とんこ#夫婦はユニクロをこよなく愛しております。
　
でも、今回の目的は普段着ではないので
ジャケットだけはある程度の物をと願ったんですね。
　　
やっと、ズボンをユニクロで買えると
喜んでいたんですが
　
#とんこ#がついでに彼のパジャマ用に
19,800ウォン(約80円)(1500円程度)の
トレーナー上下を買ったら
彼がブルーになってしまった…。-_-;　
　
・本来買う予定がなかった物を買った
・不必要にお金がかかってしまった

これ↑が原因らしいが
　
彼の冬用長袖パジャマは1組しかなく
洗濯の替えがなくて困っているので
いずれ買わなければならないモノだと
会計前に#とんこ#が説明したにもかかわらず！！
　
頭が痛い (골치 아파/ゴルチアパ)
　
でも、ズボンが割引対象品だったらしく
1万ウォン割引されたのを知って
ちょっと気分が良くなったナマケモノ。
　
　
こんなだから#とんこ#の力だけでは
ジャケットを購入するのは不可能！
　　　
最後の手段。
　
彼の弟と妹を連れて百貨店へGO！！　
　
妹たちは服装にこだわるタイプで
2人ともセンスがよくいつもいい服を着ている。
　　
彼らに選んでもらった。
　
ナマケモノも付き合ってもらった以上
買わないわけにもいかず、
ついにお買い上げ！！！
　
でも、その途端ナマケモノの表情が曇り、テンション急降下！
　　
あ～もう！！　　
　　

#ナマケモノの機嫌 #ジャケット