韓国、タクシーに1兆9千億ウォンの補助?
昨日の記事で
ソウル市長が
タクシーの運転手の生活と
サービスの向上を理由に
タクシーのシステムを変えようと
動いているという内容を扱った。
➔ ソウル市長がタクシー制度を変える!?
今日の内容は
ソウル市長の政策とは別個の話。
韓国の
与野党共に
タクシーを
大衆交通として認めよう
という案を出しているのである。
それには年間
1兆9000億Wという
莫大な予算が必要なため
大統領が
拒否権を行使したが
国会に戻された案件がどう再可決されるのかは分からない。
与野党は
大義名分として
運転手の生活の安定を掲げている。
それによる会社の
営業損失分を
国家が補助するという考えだ。
タクシーが大衆交通になれば
バス専用道路をタクシーが走ることが可能になる。
※バスが早く走れるように設けた
専用道路なのにタクシーが邪魔に。
また、現在もバス・地下鉄と同様
タクシーも
交通カードは利用できるが
バスや地下鉄との乗り換えが
タクシーにも適応され
乗り換え料金適応になる。
関連記事↓➔ 乗り換え追加料金なしの韓国バス!
しかし、
そうやって運転手の生活が
本当に安定するかが疑問視されており
得するのは
タクシー会社の経営者だと言われている。
現在も既に、
タクシー運転手のための制度があるが
ほとんどのタクシー会社が
裏帳簿を作って経理上の操作を行い
会社の利益を増やし
運転手には還元されていないという!
そういうことで当初、
運転手たちは大衆交通化を
反対していたけれど
この話が立ち消えになろうとしたら
今度はなぜ止めるんだと怒り出した。
な、何なんだ一体…。-_-;
それにしてもですよ、
予算がないのに
1兆9千億ウォンも
どこからひっぱってくるんでしょう?
当然、国民は反発する。
じゃあ、そこまでして
与野党がなぜ実施しようとするのか?
選挙の票獲得のためだろうと
#ナマケモノ(韓国人の夫)#が言う。
韓国全国のタクシー運転手の数
30万!
30万もの票を確保できるわけである。
でも、そんなことしても他の
国民の票を失うじゃないの…。
タクシー大衆交通化だけが
政策ではなく他にいろいろあるわけで
他の政策で国民の支持を得ればよい、と#ナマケモノ#。
タクシー運転手の
生活の安定は
急務な気がするけれど
会社の現体制に
メスを入れないと
根本的に何の解決にもならないのにねぇ~。
与野党数多い議員がいるのに
たった1人の
ソウル市長とは大違いだよ。
皆さんはどう思われますか??
#タクシーに補助政策 #韓国の政策 #大衆交通 #政治的背景 #政策 #票
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