連絡帳のコメントで学ぶ韓国語1 ~「우리」「名前+이」「이리저리」~
オリニチプの連絡帳で学ぶ文法 第1弾
昨日、ブログで取り上げた
オリニチプ(어린이집/オリニチプ)の
連絡帳(알림장/アルリムジャン)の
先生のコメントが気になりますね。
翻訳します↓
私たちのサンヨン、初めはおもちゃを持ってあちこちママを探し回りました!!車を持って一緒に遊ぶとすぐにママを忘れ、ユジンちゃんと先生と一緒に車遊びもし、部屋で美味しい料理も作りました。人形を見ては人形の口にミルクを飲ませる素敵なサンヨンでした。
頂いたよだれかけはオリニチプで洗いながら使用します!!
ワンプレート食器は来年オリニチプから差し上げますが早速準備して下さったのですね!お母様が持って来て下さったワンプレート食器は今日は使用せず、オリニチプにあるお皿を使用しました。明日からワンプレート食器を使用しますね!!
今日は残りの時間もサンヨンとの良い時間になりますように。
先生からのコメント、
韓国も
日本と似てますね。
ところで、
今日は!!
連絡帳の文章を使って
韓国語の勉強~。
【우리(ウリ / 私たちの)】
우리 상연이 처음에는 장난감을 가지고 이리저리 엄마를 찾아 돌아다녔어요.
私たちのサンヨン、初めはおもちゃを持ってあちこちママを探し回りました!!
韓国では、「ウリ○○(私たちの○○)」
という言葉をよく使います。
例えば、
우리 남편(私たちの夫)
우리 연아(私たちのヨナ←子の名前)
우리 나라(我々の国)
우리집(私たちの家)
というように。
夫は
妻1人だけの夫なのに、
「私の夫」ではなく
「私たちの夫」と言い、
友人を自分の家に招待するときも
「私の家に来て下さい」ではなく
「私たちの家に来て下さい」と言う。
ここでは保母さんが
상연(サンヨン)という名前の園児を
우리 상연이(私たちのサンヨン)と表現していますね。
とても面白い表現ですが、
韓国は昔から家族や仲間意識が強く、
「ウリ/私たちの」という表現を
よく使うようになったようで
外国人が聞くと「我々の」を強調し
排他的印象をうけるかもしれませんが
韓国人は日常的にこの言葉を使い、
彼ら自身には特別な表現を使用している感覚はないみたいです。
ところで、
外国人が
우리 남편(私たちの夫)
という表現を使うのを聞くと
韓国人は
「この外国人、韓国人みたいだ!」と感じるそう。
【名前+이/イ】
우리 상연이 처음에는 장난감을 가지고 이리저리 엄마를 찾아 돌아다녔어요.
私たちのサンヨン、初めはおもちゃを持ってあちこちママを探し回りました!!
実は、この状況で使っている
이/イは
助詞「~が」の
이ではないそうです。
名前の最後の文字が
子音(パッチム)で終わる名前、
例えば
진철(ジンチョル/Jin-cheol)、
창민(チャンミン/Chang-min)の場合
語調を合わすために名前の最後に
母音の
이(イ)をつけることがある。
진철(ジンチョル/Jin-cheol)
あ→
진철이(ジンチョ
リ/Jin-cheo
li)
창민(チャンミン/Chang-min)
あ→
창민이(チャンミ
ニ/Chang-mi
ni)
連絡帳の例文では保母さんが
상연(サンヨン)という名前の園児を
상연이(サンヨニ/Sang-yeoni)
と表現していますね。
でも、一般的には自分より下の者か
対等の者に対し使うことが多いですが
状況によってはその場合でも使えないこともあります。
また、小説などちゃんとした文章を
書くときに使うのはおかしいそう。
詳しくはコチラ↓
➔ 名前+이(イ)の使い方
・
ちなみに、
「サンヨンが」
と助詞を付けて表現したいときは
상연이가(サンヨニ
が)と使えばよいです。
ただし、
상연이 학교에 갔어요
という文章の
이のように
1. サンヨンが学校へ行きました。
(상연/名前+
助詞/이)
2. サンヨン、学校へ行きました。
(상연/名前+
語調を合わせる/이)
1, 2のどちらの意味か判断ができないこともあります。
【이리저리(イリチョリ/あちこち)】
우리 상연이 처음에는 장난감을 가지고 이리저리 엄마를 찾아 돌아다녔어요.
私たちのサンヨン、初めはおもちゃを持ってあちこちママを探し回りました!!
。
여기저기・・・あちこち(地点)
이리저리・・・あっちの方こっちの方(
方向性を含む)
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