韓国では新婚ローンがお得！(チョンセ専用ローン)

韓国の新婚ローンの話1
#とんこ#夫婦が結婚して2年過ぎるが
ずっと賃貸マンションに住んでいる。
　
ただし、
1回目のマンションはウォルセ
2回目はチョンセである。
※ウォルセ：入居時保証金を払い、以後毎月家賃を払う賃貸制度。　
※チョンセ：入居時高額な保証金を払うが毎月の家賃なしの賃貸制度

　
賃貸制度については関連記事参照↓
➔ 賃貸なのに家賃タダ？　～チョンセ制度のからくり～

➔ 最近の韓国のマンション1　～とんこの棲家～

　
で、#とんこ#は1回目のウォルセでは
毎月家賃を50万ウォン払っていた。

　
でも、韓国には
毎月家賃なしのチョンセがあるのに　
ウォルセで賃貸するというのは
毎月お金をどぶに捨てるようなもの。

　
「お金を貯めて一刻も早くチョンセに住み替えなくては！」

　
そんなある日、
気に入る新築物件Fマンションを発見！

チョンセの保証金が
1億5千万ウォン必要だった。
　
当然そんな大金はないのだが、
ローンを組めば何とか入れるかもしれない！！

　
ナマケモノ（韓国人の夫）が
インターネットで調べまくった。

　
韓国は日本のように0金利ではないのでローンは高い！

　　
チョンセ資金専用ローンがあるが
2011年当時、
#とんこ#たちにとって
金利が一番安いのは
国家の補助で行われる
年利４％の新婚ローンだった。

※正式名称：新婚夫婦チョンセ資金貸出/신혼부부전세자금대출
※当時、他のローンはだいたい8％ぐらい

　　　 　

＜条件＞　
・結婚3年以内の夫婦
・34坪以内の物件
・前年度年収が○×未満 など
　
なるほど、広い家を希望の金持ち夫婦には
政府が補助をする必要がないということだろう。

　
で、さらにこんな優待もあった。
　
①年老いた両親との同居
②国際結婚夫婦
②身体障害者
　
このどれかに該当すれば
さらに0.5％金利が下がる！

　
というわけで
国際結婚のとんこたちは年利3.5％！

　
　
ところが、銀行に行けば
ローンできないと言うではないか！　

　
ええっ！？

　
Fマンションの状況を簡単に説明すると

　
①建築中だが近々工事は完成。
②マンションの1世帯（××号室）を
　不動産投資目的でA氏が購入し、
　我々はA氏からチョンセで賃貸希望
　

で、問題は①なのだ。
　
日本も韓国も同じだが
建築が完了したら
市から完了検査を受けてパスしなければならない。

　
しかし、そのFマンションは、
まだ1ヶ月ほど工期が残っており
完了検査を受けられない状態だった。

　
ということは、
　
その完了検査をパスしない限り
不動産の登記申請ができす
A氏が登記を持つことが不可能なのである。　

　
登記がないということは
その不動産が
この世に存在しないということらしく
　
存在しない物件に対し、
銀行はローンの申請受付ができないというのだ。

　
複数の銀行を回ったが全て同じ回答…。　

　
理屈は分かる。

　
しかし、登記ができるのは
1ヶ月以上先だというから
そんなに待っていては
賃貸契約できないじゃないか…。

他の人がA氏と契約してしまう。　

　
ナマケモノ（韓国人の夫）が
ネットで調べれば
「登記がなくても新婚ローンが組める」という結果なのに…。

　
そんなある日、
不動産屋がH銀行○×支店 の営業マンを紹介してくれた。

　
その営業マンは
○×支店のK担当者を訪ねろという。

「そこへ行けば新婚ローンできるから
　電話でなく直接足を運んで下さい」

でも、ナマケモノは
その営業マンの言葉を信用してなかった。

　
だって、違う支店ではあるが
同じH銀行を回って
ローンは組めない
という回答を既に得ていたし　
　　
この新婚ローンは国家の補助であり
銀行はあくまで窓口、
銀行の裁量で融通を利かすことはまずできないはずだから。

　
でも、3度目の正直！？

○×支店の担当者Kに電話をすると
「とにかく銀行まで来て下さい」の一点張り。

渋るナマケモノと一緒に訪ねた。

　
すると、

できるって！！おりょっ！

　
　
担当者Kに
よそでは無理と言われたと伝えると

「私も最初無理だと思ってましたが
　この地域は新築物件ばかりで
　特殊なエリアなんですね。
　新築物件の新婚ローンを
　申請に来る人が多く
　いろいろ調べるうちに
　実はできることが分かったんです。」

なるほど。

　
入居希望しているエリアは新開発都市。

新築マンションの建築ラッシュで　
新婚夫婦にとって登記問題が発生するのだろう。

　
その地域にある○×支店だからこそ
新婚ローンの登記問題に
遭遇する確立が高かったのだ。

　
他のエリアの銀行では
新築物件の新婚ローンを扱うことがなく
知識がなかったのだろう。

　
しかし、
これは○×支店が全支店に通知し
サービス向上に役立てなければならない問題である。
　
今まで新婚ローンを断られたカップル、いるんだろうなぁ…。

金銭的余裕のない
新婚夫婦のための国家政策なのに
こりゃあ一大事だよ。　　
　
こんなこともあるもんだ、
何でもやってみるもんですね～。

　
新婚ローンの特徴はこちら↓
➔ 韓国新婚ローンは自分の都合よく返済可能！？

韓国では新婚ローンがお得！(チョンセ専用ローン)

韓国の新婚ローンの話1
#とんこ#夫婦が結婚して2年過ぎるが
ずっと賃貸マンションに住んでいる。
　
ただし、
1回目のマンションはウォルセ
2回目はチョンセである。
※ウォルセ：入居時保証金を払い、以後毎月家賃を払う賃貸制度。　
※チョンセ：入居時高額な保証金を払うが毎月の家賃なしの賃貸制度

　
賃貸制度については関連記事参照↓
➔ 賃貸なのに家賃タダ？　～チョンセ制度のからくり～

➔ 最近の韓国のマンション1　～とんこの棲家～

　
で、#とんこ#は1回目のウォルセでは
毎月家賃を50万ウォン払っていた。

　
でも、韓国には
毎月家賃なしのチョンセがあるのに　
ウォルセで賃貸するというのは
毎月お金をどぶに捨てるようなもの。

　
「お金を貯めて一刻も早くチョンセに住み替えなくては！」

　
そんなある日、
気に入る新築物件Fマンションを発見！

チョンセの保証金が
1億5千万ウォン必要だった。
　
当然そんな大金はないのだが、
ローンを組めば何とか入れるかもしれない！！

　
ナマケモノ（韓国人の夫）が
インターネットで調べまくった。

　
韓国は日本のように0金利ではないのでローンは高い！

　　
チョンセ資金専用ローンがあるが
2011年当時、
#とんこ#たちにとって
金利が一番安いのは
国家の補助で行われる
年利４％の新婚ローンだった。

※正式名称：新婚夫婦チョンセ資金貸出/신혼부부전세자금대출
※当時、他のローンはだいたい8％ぐらい

　　　 　

＜条件＞　
・結婚3年以内の夫婦
・34坪以内の物件
・前年度年収が○×未満 など
　
なるほど、広い家を希望の金持ち夫婦には
政府が補助をする必要がないということだろう。

　
で、さらにこんな優待もあった。
　
①年老いた両親との同居
②国際結婚夫婦
②身体障害者
　
このどれかに該当すれば
さらに0.5％金利が下がる！

　
というわけで
国際結婚のとんこたちは年利3.5％！

　
　
ところが、銀行に行けば
ローンできないと言うではないか！　

　
ええっ！？

　
Fマンションの状況を簡単に説明すると

　
①建築中だが近々工事は完成。
②マンションの1世帯（××号室）を
　不動産投資目的でA氏が購入し、
　我々はA氏からチョンセで賃貸希望
　

で、問題は①なのだ。
　
日本も韓国も同じだが
建築が完了したら
市から完了検査を受けてパスしなければならない。

　
しかし、そのFマンションは、
まだ1ヶ月ほど工期が残っており
完了検査を受けられない状態だった。

　
ということは、
　
その完了検査をパスしない限り
不動産の登記申請ができす
A氏が登記を持つことが不可能なのである。　

　
登記がないということは
その不動産が
この世に存在しないということらしく
　
存在しない物件に対し、
銀行はローンの申請受付ができないというのだ。

　
複数の銀行を回ったが全て同じ回答…。　

　
理屈は分かる。

　
しかし、登記ができるのは
1ヶ月以上先だというから
そんなに待っていては
賃貸契約できないじゃないか…。

他の人がA氏と契約してしまう。　

　
ナマケモノ（韓国人の夫）が
ネットで調べれば
「登記がなくても新婚ローンが組める」という結果なのに…。

　
そんなある日、
不動産屋がH銀行○×支店 の営業マンを紹介してくれた。

　
その営業マンは
○×支店のK担当者を訪ねろという。

「そこへ行けば新婚ローンできるから
　電話でなく直接足を運んで下さい」

でも、ナマケモノは
その営業マンの言葉を信用してなかった。

　
だって、違う支店ではあるが
同じH銀行を回って
ローンは組めない
という回答を既に得ていたし　
　　
この新婚ローンは国家の補助であり
銀行はあくまで窓口、
銀行の裁量で融通を利かすことはまずできないはずだから。

　
でも、3度目の正直！？

○×支店の担当者Kに電話をすると
「とにかく銀行まで来て下さい」の一点張り。

渋るナマケモノと一緒に訪ねた。

　
すると、

できるって！！おりょっ！

　
　
担当者Kに
よそでは無理と言われたと伝えると

「私も最初無理だと思ってましたが
　この地域は新築物件ばかりで
　特殊なエリアなんですね。
　新築物件の新婚ローンを
　申請に来る人が多く
　いろいろ調べるうちに
　実はできることが分かったんです。」

なるほど。

　
入居希望しているエリアは新開発都市。

新築マンションの建築ラッシュで　
新婚夫婦にとって登記問題が発生するのだろう。

　
その地域にある○×支店だからこそ
新婚ローンの登記問題に
遭遇する確立が高かったのだ。

　
他のエリアの銀行では
新築物件の新婚ローンを扱うことがなく
知識がなかったのだろう。

　
しかし、
これは○×支店が全支店に通知し
サービス向上に役立てなければならない問題である。
　
今まで新婚ローンを断られたカップル、いるんだろうなぁ…。

金銭的余裕のない
新婚夫婦のための国家政策なのに
こりゃあ一大事だよ。　　
　
こんなこともあるもんだ、
何でもやってみるもんですね～。

　
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