韓国で車を安く買う方法！

韓国の軽自動車シリーズ5

韓国でも車を買えば割引やサービスがあるだろうと当然のように考えていた#とんこ#。

しかし、軽自動車　RAY(レイ)を購入するにあたり意外な事実が判明した。
前回の記事にも書いたが・・・

割引がない！！

RAY関連記事はこちら↓
➔ 1. ダイハツ「タント」をベンチマーク？
➔ 2. 韓国の軽自動車は5人乗り？
➔ 3. 車の売り方がひどくない？

どこの営業所に回ってもダメ！！
「年末になれば安くなりますよね？」と聞けば、「昔と違って今はそういったものはない」という返事。

「うそだ、絶対・・・」と、#とんこ#たちは思った。
ナマケモノ(韓国人の夫)がインターネットで安く買う方法を調べまくる。

車を割引いてもらうには？

以下は軽のRAY(レイ)基準の話である。高額な車になるほど割引率も上がるのであくまで参考資料としてご覧頂きたい。


①在庫車割引
2ヶ月前生産分　20万ウォン割引
3ヶ月前生産分　40万ウォン割引

新車は売買契約後生産にとりかかるので納車が数週間かかる。それに対して在庫車とは、既に生産済みの在庫だがナンバー登録がまだされていない車である。実質、新車と変わりはないが、翌日または翌々日くらいには納車可能である。

新車同然なら在庫車を買えばお得なのだが、問題は自分が望む車種や仕様の在庫車があるかどうかである。#とんこ#夫婦の場合、望むカラー、オプション、グレードを満たすものがなかったので在庫車は諦めた。

②展示車割引
20万ウォン割引

これは店頭に展示されている車で、これも望むカラー、オプション、グレードのものが展示車として存在さえすれば韓国全国どの店のものでも納車可能だ。ちなみに、この展示車も生産月に応じて在庫車割引と併用可能だ。

③現代カードセーブオート
20万ポイント割引(20万ウォン相当)
30万ポイント割引(30万ウォン相当)

クレジットカード「現代カード」の既存会員または新規会員対象の割引である。

現代自動車とKIA自動車の車の購入に関しては、「現代カード」で10万ウォン以上を決済すると、クレジットカードのポイントを充てることができる。(購入金額によって利用可能ポイントが異なる)

既存会員が既存ポイントを使用するときだけ利用できるわけではない。既存ポイントが不足していたり新規会員のように既存ポイントが0の場合は、まず割引価格で決済し、決済以降に貯めるポイントがその都度自動的に使われるしくみである。(つまり、車の決済後はカードで買い物してもしばらくはポイントが貯まらない)

④ハナ提携ターゲット割引
10万ウォン割引

KIA自動車とハナ銀行が提携し行っているターゲット割引である。ハナ銀行で通帳(新規)を作った2ヶ月後に割引利用できるため、購入予定の2ヶ月前までに通帳を作る必要がある。ハナ銀行の通帳ならなんでもOKではなく指定の通帳を作る必要がある。（KIA自動車の車のみ適用。）

⑤ナンバー登録の代行料を削る
一般的に1～1万5千ウォンほど

店により代行料は異なるが金額が安いので手間を考えれば無視できる金額でもある。ちなみに#とんこ#らは自分たちでナンバー登録した。

⑥クレジットカード新規加入割引
車購入時、カード決済価格の数%をキャッシュバック

③で現代カードのポイント割引について触れたが、ここでは他社のクレジットカードを指す。

カード会社の営業マンは厳しいノルマ達成のために必死である。その一つの手段として、車購入時に新規カードで決済すれば、営業マンがコミッション(新規契約に対して会社から営業マンに出る報奨金)の全額または一部を顧客にキャッシュバックしてくれるのである。（カード会社や営業マンによってキャッシュバックの金額は異なる。既存カードではなく新規カード。）

例：ある新規クレジットカードで決済(一括払い)した場合↓

[1千万～2千万ウォン未満の決済時]
既存顧客なら 1% + 0.3% = 1.3%
新規顧客ならば 1% + 0.6% = 1.6 %

[2千万ウォン以上の決済時]
既存顧客なら　1.3% + 0.4% = 1.7%
新規顧客ならば　1.3% + 0.8% = 2.1 %

1千万ウォン未満の場合は別途相談

⑦傷物の割引
5万～100万ウォンほどの割引

正規品で新品にもかかわらず生産段階で塗装のミスなどによる小さな傷がついたB級車が生じることがある。この傷の程度に応じて割引額が異なるのだが、ここで言う傷とは機械部分ではなく外観的な傷なので安全性に問題はない。

傷の程度は、KIA自動車の営業マンの話によると、「工場の検査専門のプロが見て気づくような傷で、素人レベルでは簡単には見つけにくいレベル」だそうだ。

ただし、こういったB級車は不定期に発生する上に、自分が求める車種、グレード、色、オプションのものが発生する確率はさらに低く、購入したがるお客さんも多いので手に入れるのは容易ではない。

運だよ！

しくみはこうだ。不定期ではあるが生産工場から全国の販売店に事前に一斉連絡が入る。後日、指定された日時に営業マンによるパソコン予約が可能となるので、お客さんから要望を受けている全国の営業マンたちが指定の日時にパソコンの前にスタンバイし、予約開始時間になると一斉に予約する。要するに早いもの勝ちなのだ。

日本で納車過程ではなく工場生産段階で発生したB級車の割引ってあるの？？

⑧営業マンによるキャッシュバック
平均50～60万ウォンキャッシュバック

⑥のクレジットカード新規加入割引と同じ類である。KIA自動車の営業マンが自分の報奨金からキャッシュバックしてくれる。当然だがその金額は購入価格に応じて変わるだけでなく営業マンによっても変わる。上の金額はRAY基準だが普通車ならもっと高い。

ところで、注意！

このキャッシュバック、会社では禁止されており発覚すれば営業マンは解雇である。秘密裏に営業マンと接触し事を進めなければならない。会社側ではこういった営業マンを摘発するために調査しているとか。へぇ～。

キャッシュバックしてくれる営業マンとの接触方法は次のブログで紹介！

割引以外のサービスは？

これもRAY(レイ)基準の話だが、カー用品セット(KIAの製品)か窓ガラスにスモークフィルムを貼るサービス(営業マンと取引のある業者で施工)である。通常どちらか（どちらも無料）を選択。ネットの情報によると、車購入時に営業マンを通してフィルムを貼ると一番安いフィルムを使われるのでカー用品を選択する方が無難とのこと。

何々？カーナビや車体のコーティングなどのオプションサービスはないのかって？

ない。少なくともKIAの軽にはない。

韓国で車の購入をお考えの方は是非参考にしてみて下さい。次回は営業マンと接触する方法についてです。

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➔ 2. 韓国の車は5人乗り？
➔ 3. 車の売り方がひどくない？

韓国で車を安く買う方法！

韓国の軽自動車シリーズ5

韓国でも車を買えば割引やサービスがあるだろうと当然のように考えていた#とんこ#。

しかし、軽自動車　RAY(レイ)を購入するにあたり意外な事実が判明した。
前回の記事にも書いたが・・・

割引がない！！

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➔ 2. 韓国の軽自動車は5人乗り？
➔ 3. 車の売り方がひどくない？

どこの営業所に回ってもダメ！！
「年末になれば安くなりますよね？」と聞けば、「昔と違って今はそういったものはない」という返事。

「うそだ、絶対・・・」と、#とんこ#たちは思った。
ナマケモノ(韓国人の夫)がインターネットで安く買う方法を調べまくる。

車を割引いてもらうには？

以下は軽のRAY(レイ)基準の話である。高額な車になるほど割引率も上がるのであくまで参考資料としてご覧頂きたい。


①在庫車割引
2ヶ月前生産分　20万ウォン割引
3ヶ月前生産分　40万ウォン割引

新車は売買契約後生産にとりかかるので納車が数週間かかる。それに対して在庫車とは、既に生産済みの在庫だがナンバー登録がまだされていない車である。実質、新車と変わりはないが、翌日または翌々日くらいには納車可能である。

新車同然なら在庫車を買えばお得なのだが、問題は自分が望む車種や仕様の在庫車があるかどうかである。#とんこ#夫婦の場合、望むカラー、オプション、グレードを満たすものがなかったので在庫車は諦めた。

②展示車割引
20万ウォン割引

これは店頭に展示されている車で、これも望むカラー、オプション、グレードのものが展示車として存在さえすれば韓国全国どの店のものでも納車可能だ。ちなみに、この展示車も生産月に応じて在庫車割引と併用可能だ。

③現代カードセーブオート
20万ポイント割引(20万ウォン相当)
30万ポイント割引(30万ウォン相当)

クレジットカード「現代カード」の既存会員または新規会員対象の割引である。

現代自動車とKIA自動車の車の購入に関しては、「現代カード」で10万ウォン以上を決済すると、クレジットカードのポイントを充てることができる。(購入金額によって利用可能ポイントが異なる)

既存会員が既存ポイントを使用するときだけ利用できるわけではない。既存ポイントが不足していたり新規会員のように既存ポイントが0の場合は、まず割引価格で決済し、決済以降に貯めるポイントがその都度自動的に使われるしくみである。(つまり、車の決済後はカードで買い物してもしばらくはポイントが貯まらない)

④ハナ提携ターゲット割引
10万ウォン割引

KIA自動車とハナ銀行が提携し行っているターゲット割引である。ハナ銀行で通帳(新規)を作った2ヶ月後に割引利用できるため、購入予定の2ヶ月前までに通帳を作る必要がある。ハナ銀行の通帳ならなんでもOKではなく指定の通帳を作る必要がある。（KIA自動車の車のみ適用。）

⑤ナンバー登録の代行料を削る
一般的に1～1万5千ウォンほど

店により代行料は異なるが金額が安いので手間を考えれば無視できる金額でもある。ちなみに#とんこ#らは自分たちでナンバー登録した。

⑥クレジットカード新規加入割引
車購入時、カード決済価格の数%をキャッシュバック

③で現代カードのポイント割引について触れたが、ここでは他社のクレジットカードを指す。

カード会社の営業マンは厳しいノルマ達成のために必死である。その一つの手段として、車購入時に新規カードで決済すれば、営業マンがコミッション(新規契約に対して会社から営業マンに出る報奨金)の全額または一部を顧客にキャッシュバックしてくれるのである。（カード会社や営業マンによってキャッシュバックの金額は異なる。既存カードではなく新規カード。）

例：ある新規クレジットカードで決済(一括払い)した場合↓

[1千万～2千万ウォン未満の決済時]
既存顧客なら 1% + 0.3% = 1.3%
新規顧客ならば 1% + 0.6% = 1.6 %

[2千万ウォン以上の決済時]
既存顧客なら　1.3% + 0.4% = 1.7%
新規顧客ならば　1.3% + 0.8% = 2.1 %

1千万ウォン未満の場合は別途相談

⑦傷物の割引
5万～100万ウォンほどの割引

正規品で新品にもかかわらず生産段階で塗装のミスなどによる小さな傷がついたB級車が生じることがある。この傷の程度に応じて割引額が異なるのだが、ここで言う傷とは機械部分ではなく外観的な傷なので安全性に問題はない。

傷の程度は、KIA自動車の営業マンの話によると、「工場の検査専門のプロが見て気づくような傷で、素人レベルでは簡単には見つけにくいレベル」だそうだ。

ただし、こういったB級車は不定期に発生する上に、自分が求める車種、グレード、色、オプションのものが発生する確率はさらに低く、購入したがるお客さんも多いので手に入れるのは容易ではない。

運だよ！

しくみはこうだ。不定期ではあるが生産工場から全国の販売店に事前に一斉連絡が入る。後日、指定された日時に営業マンによるパソコン予約が可能となるので、お客さんから要望を受けている全国の営業マンたちが指定の日時にパソコンの前にスタンバイし、予約開始時間になると一斉に予約する。要するに早いもの勝ちなのだ。

日本で納車過程ではなく工場生産段階で発生したB級車の割引ってあるの？？

⑧営業マンによるキャッシュバック
平均50～60万ウォンキャッシュバック

⑥のクレジットカード新規加入割引と同じ類である。KIA自動車の営業マンが自分の報奨金からキャッシュバックしてくれる。当然だがその金額は購入価格に応じて変わるだけでなく営業マンによっても変わる。上の金額はRAY基準だが普通車ならもっと高い。

ところで、注意！

このキャッシュバック、会社では禁止されており発覚すれば営業マンは解雇である。秘密裏に営業マンと接触し事を進めなければならない。会社側ではこういった営業マンを摘発するために調査しているとか。へぇ～。

キャッシュバックしてくれる営業マンとの接触方法は次のブログで紹介！

割引以外のサービスは？

これもRAY(レイ)基準の話だが、カー用品セット(KIAの製品)か窓ガラスにスモークフィルムを貼るサービス(営業マンと取引のある業者で施工)である。通常どちらか（どちらも無料）を選択。ネットの情報によると、車購入時に営業マンを通してフィルムを貼ると一番安いフィルムを使われるのでカー用品を選択する方が無難とのこと。

何々？カーナビや車体のコーティングなどのオプションサービスはないのかって？

ない。少なくともKIAの軽にはない。

韓国で車の購入をお考えの方は是非参考にしてみて下さい。次回は営業マンと接触する方法についてです。

RAY関連記事はこちら↓
➔ 1. ダイハツ「タント」をベンチマーク？
➔ 2. 韓国の車は5人乗り？
➔ 3. 車の売り方がひどくない？