韓国の冷蔵庫の話1　～デザイン～

韓国の冷蔵庫の話　第1弾
デザイン

今から2年前の2010年、
結婚したばかりの#とんこ#は

冷蔵庫（냉장고/ネンジャンゴ）を買いに行った。

ところで、当時は大柄の花柄、
色もエンジというかワイン色というか
そういうものがトレンドだったようで
多くがそういったエレガンス系で

そうでないものもあるにはあるが
どうもデザインが中途半端。

花柄もそれはそれで美しいのだが
家具や室内インテリアに合わせにくい。

#とんこ#は当時築20年の
古いマンションにウォルセで住んでいた。
※ウォルセについてはコチラ↓
➔ 韓国のマンションの家賃はいくら？

だから部屋自体がおしゃれでなかったが、
いつか引越しすることを想定して
家具や家電はシンプルかつシャープな
モダンスタイルをと決めていた。

そのためには大きな花柄は主張しすぎで
そういったものは
1年もすれば見飽きてしまうだけでなく、
10年は使うであろう冷蔵庫、

5年後、10年後には
時代遅れのデザインになってしまう。

一部の層だけにウケるデザイン。

日本では珍しさはあっても
恐らく人気が出ないデザインであろう。

ちなみに、
韓国人である義母と妹も
こういったデザインが嫌いである。

そういう人たちは
韓国でキッチン家電を買うとき困るだろうなあ…。

でも、シンプルで飽きがこないデザインのモノを発見！

これが我が家の冷蔵庫。



.


写真では全く伝わらないですが、
実物は品があって
繊細で美しいラインなんです。

2012年の今年、
義母が冷蔵庫を買うことになり
新しい商品を見に行く機会があった。

2年前とは違って、
色は無彩色基本で花柄も減り
ずいぶん雰囲気が変わった。



しかし！

実物は日本人なら引いてしまう
デザインが多かった…。
（写真では全く伝わらないが）



LGはラインストーンや
(ダイヤモンドみたいなキラキラの石)
銀色の反射板のような装飾をして
(自転車の夜行反射板の銀色バージョン?)

高級感や華やかさを演出しようと
頑張っている感じは伝わるが
逆に安っぽくダサくなってしまっている。

#ナマケモノ(韓国人の夫)#もダサいと同感だった。

サムスンはさすが
高級感があり気品を感じるが、
価格が高いので比較的年齢の多い
経済力のある人でなければ買いにくい。

多くの新婚夫婦は経済的な理由で
LGにするしかないと思う。

ガスレンジ、炊飯器、電子レンジなどは
LGやサムスン以外のメーカーが主力だが
デザインはやはり野暮ったいものが多かった。
（2へ続く）