軍隊からの記念すべき初電話
これは何年も前、
#とんこ#の
義弟が
徴兵で軍隊にいたときの話。
義弟が、入隊後
初めて家に電話をかけることができたのはお正月。
軍隊では兵士たちが正月に
実家に電話することが許されている。
周りの兵士たちは家族と電話をしながら
泣いている人ばかりだった。
つらい軍隊生活で家族や故郷が
恋しくなっているからだ。
第一回目の特別な電話ということで、
義弟もさらに
高ぶる気持ちを抑えながら
感動の瞬間を期待して
実家に電話をかけた。
ところが、家族たちは正月のため
親戚宅に訪問中だった。
唯一家にいて電話を取ったのは、
彼の兄、
ナマケモノ(韓国人の夫)。
しかし、朝っぱらから
電話で起こされた
ナマケモノは
寝ぼけながら
「何?お父さんもお母さんも
親戚の家に行っていないよ。
どうしてこんな時間に電話するの?」
とさっさと切ってしまった。
ツーツーツー・・・
周りの兵士たちが感動で泣いている中、
兄ナマケモノに冷たくあしらわれた
義弟は泣けなかったという。
これは、ナマケモノが笑いながら話してくれたエピソード。
当時、寝ぼけていて
弟が軍隊にいるということを
うっかり忘れていたという弁明付で。
今だから笑い話なんですが、
当時の弟の立場では
結構きつかったみたいですよ…。
#軍隊 #軍人 #韓国の軍隊生活 #兵役 #徴兵 #徴兵制 #軍生活
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