呼称・指称2 ~韓国人泣かせの文化~
#ナマケモノ(韓国人の夫)#の弟は
#とんこ#にとって
義理の弟だ。
日本では、
第三者との会話や文でのやりとりで
彼の話題を出すときは
義理の弟や
義弟という言葉を使い、
家族や
親戚間でのやりとりでは
○×さんと名前で
本人に直接呼びかけるときも
○×さんと名前で呼ぶのが一般的だろう。
対象が義弟ではなく義兄なら、
親戚間や本人には名前ではなく
お義兄さんということもあるが…。
どっちにしても何も難しいことはない。
ところが、韓国はそうはいかない。
韓国人と
結婚した外国人だけでなく
韓国人自身をも悩ませるのが
親戚の呼称・指称を覚えること!!
#とんこ#留学時代、
語学堂でこれに関する授業があったが
「韓国人と結婚予定がない人は
覚えなくてもいいです」と
先生がおっしゃった。
当時、交際相手はいなかったので
ラッキーと思って覚えなかった。
ただし、後々何かで
必要になるかもしれないので
念のため資料は捨てずに
ノートに貼っておいて助かった…(汗)
今日はそれについてのお話~。
まずは話の前に予備知識を…。
呼び方を表す語には
呼称と
指称の2種類がある。
2つの違いを分かりやすく
日本のケースで説明すると
呼称語(호칭어 / ホチンオ)
名前をつけて本人に呼びかける語
例))姑本人に呼びかけるとき
→お義母(かあ)さん
※ねえ、ちょっと、というように
本人に呼びかけるときに使用
指称語(지칭어 / ジチンオ)
ある対象を指し示して言う語
例)対象者の姑本人を含む家族、
親戚、第三者とのやりとりの場で
→お義母(かあ)さん
義理の母、義母、姑
※会話や文章の中で特定の人を指す時に使用
上の例の
「お義母さん」のように
呼称と
指称の両方に属する語もあり
それは
韓国語も同じである。
で、この
呼称と
指称だが
韓国ではあまりにも細分化されていて
現代社会でも正しく記憶し
使い分けしなければならないのだ。
実父の父方の祖父、実父の母方の祖父
舅の父方の祖父、姑の父方の祖父
舅、姑
伯父(父母の兄)、伯父の妻
叔父(父母の弟)、叔父の妻
伯母(父母の姉)、伯母の夫
叔母(父母の妹)、叔母の妻
義兄、義兄の妻
義姉、義姉の夫
義弟、義弟の妻
義妹、義妹の夫
いとこ、いとこの妻 etc...
それぞれに呼称、指称がある。
あまりにも細かく
韓国人ですら覚えきれず
間違って使う人や悩む人が多い。
それを裏付けるかのように
正月の前日である昨日、
※今年の韓国は2/10の今日が正月
韓国のサイトの
NAVER(ネイバー)に
呼称・指称表が掲載された。
韓国人と国際結婚した#とんこ#、
彼らと同じストレスを持つこととなってしまった。ㅠㅠ
呼称・指称シリーズ記事↓
➔ 1. 誰々のママという呼び方
#呼称・指称 #韓国の呼称 #韓国の敬称 #呼称語 #指称語 #家族の呼び方 #親戚の呼び方 #韓国の家族の呼び方
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