呼称・指称10 ~平社員の呼称の種類~
韓国の職場で気になる社員の呼び方!
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今日は、現実に使われている平社員の呼び方を紹介~♪
肩書きのない平社員の呼称・指称
※△○○(姓名)、△(姓)、○○(名)
○○씨 / 名+さん
「姓名+さん」より距離感がない感じがあるが、初対面や相手が先輩や年上の人に使用すると、馴れ馴れしく思われ気分を害されることもあるので使い方を選ぶ。
△○○씨 / 姓名+さん
「名前+さん」よりは格式的。初対面や相手が先輩、年上などにはフルネームで呼ぶ。かなり年配の女性には「女史(ヨサ)」を使いより敬意を表そうとすることが多いようだ。
○○야 / 名+ちゃん
肩書きのない先輩が、後輩を呼ぶときや同年齢の同期同士などに使われることも多いが、本来韓国でもビジネスマナーとして望ましくない。
언니 / お姉さん
互いに肩書きがない場合で親しい場合、下の者(後輩や年下)が上の者を「お姉さん」とよぶことが多い。しかし、堅苦しい雰囲気の職場では使いにくいようだ。このことからも、本来はビジネスマナーとしては正式ではないのかもしれない。
선배(님) / 先輩(様)
同僚だが相手が先に入社した先輩にあたる場合などに使うことがあるようだ。相手が年下の先輩なら「様」をつけず「先輩/선배」と呼んでもいい。
△○○양 / 姓名+嬢
この言葉は、独身の若い女性に親近感を持って使うが、現代韓国では、「姓+嬢」は喫茶店のお嬢さんやバーの女性を呼ぶときに使う。よって、他の職業の女性や女子大生に使うとひっぱたかれるかもしれない(笑)。「フルネーム+嬢」ならたたかれることはないが、そう呼ぶくらい親しければ「名前+ちゃん(아/야[ア/ヤ])」と呼ぶだろう。ただし、公私の区別を考えると、職場で「名前ちゃん」を使うのは望ましくない。また、地方では上司が部下を呼ぶときに使うことがあるようだが、都心部では「ミス+姓」を使うようだ。
ちなみに、授賞式やテレビ番組などで司会者が女優・歌手などを呼ぶときのように格式が必要な場面では「~嬢」を使う。
미스△ / ミス+姓
特に都心部で使われる。会社の男性の上司や先輩が、肩書きのない女性社員を呼ぶときに使う。
女性が女性に使うこともあるが、なぜか、女性の上司は肩書きのない女性社員を呼ぶとき、「フルネーム+さん」とよぶことが一般的らしい。ただ、先輩女性が肩書きのない親しい女性社員を呼ぶとき「名前ちゃん(아/야)」と呼ぶことも現実的にはあるようだが、これはビジネスマナー的にはよろしくない。
ところで、地方では「~嬢」を使うことが多い。ちなみに、「ミセス+姓」はあまり使わない。結婚した女性を呼ぶときは普通「フルネーム+さん」が普通。
△여사 / 姓+女史 etc…
肩書きのない年齢の多い女性社員に使う。
このように平社員の呼称は多様!!
どれを使用するかは、
親密度/年齢/地域差/入社時期/職場の雰囲気などを考慮し、柔軟に対応することが必要!!
よってこの呼称・指称シリーズの内容は参考程度とお考え下さいね。
呼称・指称シリーズ[ビジネス編]↓ ➔ 8. ビジネス、役職名
➔ 9. 職場内での呼称
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