タバン3 ~タバンの変遷~
タバン3~タバンの変遷~
韓国の喫茶店、
タバン(다방[茶房])。
関連記事↓
➔ タバン1 ~卵入りコーヒー?~
➔ タバン2 ~気持ち悪い飲み物出現~
現代も生卵入りモーニングコーヒーはある?
NAVERに
YAHOO知恵袋のようなものがある。
知識人(지식인/チシギン)というが
#とんこ#はそれで質問してみた。
ある
韓国人が1人回答をくれたが
それによると現代も
仁寺洞(インサドン)に
卵入りコーヒーが出てくる
タバンがある
と聞いたことがあるということだった。
また、
地方に行けば
まだそのような
タバンが存在するだろうとのこと。
確かな情報を得ることができなかったが
やはり現代も存在しそうな気配である。
喫茶店(タバン)の変遷
元々は通りの応接室、心の安息所であった。
文学と芸術を語り合う場であり
お見合いや
デートの中心、
学生の
勉強部屋、会社員の
休憩所でもある
韓国国民のアジト
「タバン[茶房]」。
老若男女の区別がなく頻繁に通い
話題の尽きない場所で
生活の中心にあった。
1969年の話である
↑
#とんこ#も
ナマケモノ(韓国人の夫)も
まだこの世に誕生していなかった時代。
1970年代には
モーニングコーヒーを意味する
モーニングが流行った。
砂糖と
クリームが入った
コーヒーに
生卵の黄身を1つ落としたものである。
タバンによっては
ごま油を
1,2滴落とすところもあったという。
タバンは
1980年代以降急激に沈没し
売春を兼ねた
チケット喫茶店に変貌していった。
文学や芸術を論じていた人も、
すぐに明るくきれいなオフィスを出会いの場へと移した。
89年には
1万1千箇所まで増えた
タバン数、
実際には風俗店化(チケット喫茶化)し
元の意味の
喫茶店は既に死んでいた。
今、タバンはほとんど
骨董品レベルで
数箇所だけ生き残っている。
チケットタバンとは?
チケット喫茶(タバン)とは
タバンの1種類で
出張売春を行う。
地方中心に繁栄してからは
タバンに否定的なイメージが付きまとった。
ナマケモノの話によると
タバンにコーヒーの
配達依頼ができ
女性がお客さんの家まで配達するらしい。
こんなのが性規制に厳しい韓国にあったとは驚きである…。
次回はチケットタバンの実態です。
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